皆様こんにちは！ファインアート店のゴトーです。４月もあっという間の１ヶ月でしたね！
私は電車移動の時は必ず本を読むようにしているんですが、今は大好きなコラムニストのジェーン・スーさんの最新刊の「へこたれてなんかいられない」にハマっております。文章で人をクスッと笑わせたり、首を激しく縦に頷かせる力を持った言葉の数々に、改めてスーさんの虜になっております。
本の中の１項目でスーさんが”(自分が)守るべきものはプライドよりもディグニティーだ”と書かれていて、私は初めてディグニティーという単語を知り、とても腹落ちしました。
両者とも意味は”誇り”といえますが、プライドは自分の優位性を高めるもの、ディグニティーは謙虚さと感謝を含んで尊厳や品位という意味合いが強い言葉みたいです。
プライドは他者によってコントロールされがちなのに対して、自分を見つめ誰からも侵されることのない自己受容や自己肯定を表すのがディグニティー。
最近お仕事を通して、自分が信じて貫いてきた「働く上での心のあり方」みたいなものが思っている以上に傲慢に暴れ始めていることに気付きました。簡単に言えば自分の価値観を他者に押し付けてしまっているということ。
だからプライドを持って働くことよりもディグニティーを持って働くことの方が、他人と比べないで自分にフォーカスを当てて、自分で自分を育てることが大切なんだと気付かされたんです。
まだまだ毎日学ぶことがたくさんで、知らなかったことや気づけなかったことが山ほどありますが、１つ１つが私の中に吸収されるたびに凄まじい快感が全身を駆け巡るので、本を読むことや先輩やお客様のお話をしっかり聞くことは本当に必要不可欠だなぁと実感しました。
